ツジカワの魅力

先輩が語る

「超高精度ロール」

ツジカワが生むモノ

アレもコレも!
みんなツジカワ

箱モノパッケージや赤ちゃん用おむつ、マスク、フェイスパックなどの衛生用品、コーヒーフィルター、カップ焼きそばのフタなどにいたるまで、生活を取り巻く多くのモノが、このロール技術でつくりだされている。

  • 飲料パック
  • コーヒーフィルター
  • ウェットティッシュ
  • ベビーおむつ&ナプキン
  • フェイスパック&マスク
  • カップ焼きそばのフタ

ツジカワが誇る技

100年前から。100年先へ。

超高精度ロール

「刃」が彫り込まれた円柱状の金属(ロール)が回転して、パッケージの展開図案などを切り出す。同時にその表面にはエンボス加工なども施され、商品の世界観を演出する。円柱への彫刻精度が高まるともに成型する商品も大型化し、近年では大型化した刃を支える構造体(ユニット)の設計・製造も急増。

  • 刃が彫り込まれる前の原料金属

  • 大型NCで数日をかけて彫刻

  • 刃を彫る刃の種類は数百種に及ぶ

●ユニットロール

刃だけでなく、刃を支える構造体も併せて設計・製造する。刃がぐらつかない強度の確保、一定の速度や圧力を保つ精緻な回転性能が求められる。

ツジカワに宿る魂

〈ツジカワイズム〉
小さなところに神は宿る

シャープに切り離す、折り目だけをつけるなどの切れ味の加減や、回転速度が変わってもズレない正確さを求め、使用する金属の選定や、刃の硬度設定、1000分の1㎜単位の長さ・厚さ・角度調整などのせめぎ合いが続く。

先輩が語る
ツジカワの魅力

クライアントの精緻な要望に、
プラスαを加えて応えたい。
“ありがとう”の一言が成長の糧になる。

ツジカワの1/1000mmの技に
心酔する中国出身エンジニア

ロール部 設計課
2011月3月 入社 設計課配属
日中2言語を巧みに操り
グローバルに戦う営業マン

営業部 営業三課
2016年4月 入社 営業三課配属

▼2人の仕事風景をCheck!

▼敖さんのプライベートをCheck!!

▼郭さんのプライベートをCheck!!

ツジカワのチームワークなら
どんな試練も越えられる

回転する金属の円筒に刻まれた刃。ツジカワが誇る超高精度ロールは、世の中のあらゆる生活用品を切り出していく。この技術を支える、中国からやってきた2人の立役者、それが設計の敖さん、営業の郭さんだ。2017年2月、彼らは新たな挑戦へと歩みを進めた。
海外向けのギアエンボスユニットの開発。ユニットとは、ロールを支え、動かす機構そのもののこと。そこで求められるのは、刃がぐらつかない土台の強度の確保、一定の回転速度・圧力の維持、そしてロールに彫り込まれる1000分の1mm単位の精緻な刃。設計として、営業として、互いが異なるポジションで力を発揮し、チームで働くやりがいがそこにあった。
「以前からロールだけの受注は請け負っていましたが、ユニットの製作はツジカワも取り組み出したところ。しかも私は営業1年目。わからないことがたくさんある、まさに“挑戦”でしたね。そこで、とにかく難しいところは設計の敖さんに相談しようと。営業の仕事のやりがいは、お客様の求めるモノをしっかりとくみ取り、そして製造に正しく伝えるところにある。伝達を曖昧にしないこと、1人で仕事をしないことを心がけていました。メールで済ませるだけではなく、ときにはスケッチを描いたり、何度も現場に足を運んだり。検証開始から納品までの1年半、駆けまわり続けましたね(郭)」。
郭さんの先輩にあたる中堅エンジニアの敖さん。営業・郭さんの真摯な奔走に向き合い、密なコミュニケーションを取り続けた。ユニットの製作はただ部品を組み立てるというものではない。組み立てる前の精緻な設計、そして組み立てた後の微調整にこそ真髄がある。敖さんは、そこにやりがいを感じる生粋のエンジニアだ。
「ユニットの設計となると、そこに組み込まれる他社の機械の仕様も把握しなければならない。組み立ててから“干渉・不具合がありましたね”では済みません。プレッシャーも大きいですよ。とはいえ、いつまでも調整し続けるわけにはいかない。お客様が求める納期と、精度の追求のバランス。営業と製造が互いの仕事をまっとうして、お客様の求めるモノにプラスαを加えて応える。ツジカワには、それができるチームワークがありますね(敖)」。
こうして完成したギアエンボスユニットは、計13台の販売を達成した。

日本には、ツジカワには
没頭できるモノづくりがある

モノづくり大国、ニッポン。中国人の2人から「ツジカワの仕事」は一体どのように見えるのか。実際に働いてから、大きくイメージが変わったと敖さんは語る。
「日本のモノづくりの品質は良い、という認識は当然ありました。しかしツジカワに入社してから、想像していたような“高品質”とはレベルが違うぞと(笑)。自分が考えていた“高品質”の、何十倍も緻密で、精細で…。しばらくしてから、これは日本というよりツジカワのこだわりなんだと気づきました。想像もしなかったようなミクロの世界がここには広がっています。いまでは自分もすっかりツジカワ色に染まり、精度を追い求め、ミクロの世界に飛び込んでいくことに喜びを感じる身体になりました(敖)」。
入社2年目の郭さんはどうか。
「日本といえばチームワークのイメージ。ツジカワも、ひとつの製品に対していろんな部門で協力して取り組むことが多い。夢中になって“全員でつくるやりがい”をツジカワは与えてくれます(郭)」。
もともと文系の郭さんは、職人の世界にやや気後れしていた時期もあったそう。
「だけど、ツジカワには意外と文系の人も多いんですよ。それに、ツジカワは入社まもなくからすぐに仕事を任せてくれる。若手のうちから責任をもって仕事に挑むことができるので、すぐに知識は身につきますよ。私自身にとっても、ギアエンボスユニットへの挑戦はまさに財産。この仕事を経て、全体の流れ、イメージをつかむことができました。文系、理系にとらわれず、“モノづくり”に対して少しでも興味があるなら、ツジカワはぴったりの会社です(郭)」。