デザインのひきだし50特別号の裏側特殊印刷の奥義がここに!デザインのひきだし創刊50号記念号 印刷会社5社×ツジカワ 特集記事まとめ
気になるあの作品の裏側!
2023年10月初旬に発売されたデザインのひきだし創刊50号記念特別号。
数多くの印刷会社が参加した結果、全176種の付録がつく特別にぎやかな記念号となりました!
ツジカワは版を提供した5社の作品について、その見どころや、製作に込められたこだわりを1社ずつ特集記事で取り上げていきました。今回はその5社分の記事を読みやすくまとめてみました!
続きものじゃないのでどれから読んでも大丈夫です!
各社のスーパー奥義をぜひご覧になって、特殊印刷の世界を覗いてみてください!
※会社名は五十音順に掲載しています。
色の重なりが生む驚き!河内屋活版多色刷り×ツジカワ活版印刷用版
ツジカワが活版印刷用版を提供した河内屋様。
多色刷りの活版印刷で歌川広重の「湖水図」を製作されました。
寸分狂わぬ精緻な印刷技術から生み出される、多色活版刷りの工程をわかりやすくご紹介しています!
箔押しの新たな可能性を拓く サンクラールのSプリズムプリント®×ツジカワ箔版
サンクラール様には彩光腐食版を提供いたしました。
実際に付録をご覧になって、妖しく輝くゆめカワクラゲに目を奪われた方も多いのではないでしょうか!?
角度によって色が変化するサンクラール様独自技術「Sプリズムプリント®」。実際の印刷現場を拝見させていただき、その輝きの秘密に迫りました!
「圧」が決め手!東亜工芸社のE-HOT®×ツジカワ箔版
ツジカワの彩光腐食版を用いて独自技術のE-HOT®を披露された東亜工芸社様。サンクラール様と同じくクラゲのモチーフを箔押し加工されています。微に入り細に入り観察してみると、キラキラと輝く鉱物の拡大写真のような世界が広がっていました。
実際に箔押しに使用された版もご紹介しています。
目を見張る技術!宮川箔押産業 超微細エンボス加工×ツジカワ腐食版
宮川箔押産業様には彩光腐食版とエンボス版を提供いたしました。
細部を見るとあな恐ろしや・・・こだわりの技術がつまっています!
彩光腐食版ってどうやって頼むの?と思っている方にも読んでいただきたい記事です。
驚異の10色刷り!明晃印刷 多色活版刷り×ツジカワ活版印刷用版
活版印刷を専門とされる明晃印刷様には、11版(10色分+トンボ)の活版印刷用版を提供いたしました。
質も量も超ヘヴィな印刷加工をやりきったのは1台の活版印刷機と1人の男。そこにドラマが生じない訳がないのです。
ちなみに同じ活版印刷機でも、明晃印刷様で使用されているのはプラテン印刷機で、河内屋様で使用されているのはシリンダー印刷機です。
2つの記事を読むとそれぞれの違いがわかりますよ~
全部読むと1万字ぐらいになるので、お暇のあるときになんとなく眺めていただければ結構です。
ご紹介した5社には、作品のご提供や取材協力など、多大なるご協力を賜り、心より感謝申し上げます。また、本企画を企画いただき、お声掛けいただいたグラフィック社編集部の皆様にも、改めて厚く御礼申し上げます。
そしてこんなに長ったらしいタイトルと本文をお読みいただいたあなた!本当にありがとうございます。引き続きツジカワの発信をお楽しみいただけると幸いです。